はじめに:お問い合わせフォームは信頼の入口!
個人でブログやホームページを運営していると、「お問い合わせフォームって必要?」と思う方も多いかもしれません。
でも実は、お問い合わせフォームは以下のような重要な役割を果たします。
- 信頼性の証になる(訪問者が安心して連絡できる)
- 仕事の依頼や相談を受ける窓口になる
- Google AdSense審査にも好影響
今回は、初心者の方でも簡単に設置できるよう、「Contact Form 7(コンタクトフォーム7)」という無料プラグインを使って、お問い合わせフォームの作り方をわかりやすくご紹介します!

Step1:Contact Form 7 をインストールしよう
WordPress管理画面から簡単に追加できます
- WordPressのダッシュボード左メニューから「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 検索欄に「Contact Form 7」と入力
- 表示されたプラグインを「今すぐインストール」→「有効化」します
これでフォーム作成の準備が整いました!
Step2:フォームを作成してみよう
デフォルトのフォームを活用してOK!
Contact Form 7を有効化すると、WordPress左メニューに「お問い合わせ」が追加されます。
- 「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」をクリック
- 「新規追加」または「Contact form 1」を編集
初期設定のままで、以下のような基本項目が揃っています。
- お名前(text)
- メールアドレス(email)
- 題名(text)
- メッセージ本文(textarea)
このままでも、シンプルで使いやすいフォームとして十分活用できます。

Step3:フォームをページに設置する
ショートコードを貼り付けるだけで完了!
作成したフォームには専用のショートコードが発行されます(例:
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
)。このコードを以下の手順でページに貼り付けましょう。
- WordPressの「固定ページ」→「新規追加」
- ページタイトルを「お問い合わせ」などに設定
- ブロックに「ショートコード」ブロックを追加して、コードを貼り付けます
- ページを公開すれば完成!
URLは「https://〇〇〇.com/contact」など、訪問者がすぐアクセスできる場所になります。
Step4:返信メールとスパム対策も設定しよう
自動返信メールを設定する方法
- フォーム編集画面の「メール」タブを開きます
- 「送信者」「宛先」「件名」「本文」などを設定
- 「メール(2)」をONにすると、問い合わせをした人にも自動で返信が届くようになります
例:
〇〇様
このたびはお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
内容を確認のうえ、通常2~3営業日以内にご返信いたします。
===============
【お問い合わせ内容】
[メッセージ本文]
===============
じぶんでできるWeb相談室
スパム防止のためにreCAPTCHAを導入
スパム防止には、GoogleのreCAPTCHA v3が有効です。
- GoogleのreCAPTCHA公式サイトでサイトキーとシークレットキーを取得
- Contact Form 7の「インテグレーション」設定にキーを入力
- フォーム側には自動で適用されるため、見た目もそのまま!
Step5:お問い合わせページに案内文も入れよう
フォームだけでなく、以下のような案内文を加えると、さらに安心感のあるページになります。
- フォームの用途(「お仕事のご相談・取材・ご質問などにご利用ください」など)
- 返信までの目安(「2〜3営業日以内にご返信いたします」など)
- プライバシーポリシーへのリンク(「個人情報の取り扱いについてはこちらをご確認ください」)
訪問者にとって安心して使える設計が、サイト全体の信頼性につながります。
補足:Contact Form 7をカスタマイズする方法
プレースホルダーを入れて使いやすく
名前の入力欄に「例:山田太郎」のようなプレースホルダー(薄い例文)を表示することで、入力のハードルを下げることができます。
htmlコピーする編集する[text* your-name placeholder "例:山田太郎"]
必須項目の明示
フォーム内で「※は必須項目です」と記載し、ラベルにもマークを加えると親切です。
htmlコピーする編集する<label>お名前(※) [text* your-name]</label>
チェックボックスで同意確認を追加
利用規約やプライバシーポリシーへの同意が必要な場合は、チェックボックスを活用しましょう。
htmlコピーする編集する[checkbox* agreement use_label_element "内容に同意します"]
WPFormsとの違いは?初心者に向いているのはどっち?
Contact Form 7以外にも「WPForms」という人気のプラグインがあります。
両者の違いを簡単に比較してみましょう。
項目 | Contact Form 7 | WPForms(無料版) |
---|---|---|
難易度 | 中級者向け(少し慣れ必要) | 初心者でも使いやすい |
設定の柔軟性 | 高い(HTML自由) | カスタマイズ性はやや制限あり |
デザイン性 | CSSで調整が必要 | ビジュアル調整に強い |
自動返信 | 可能 | 無料版では制限あり |
拡張性(有料機能) | 高い(多機能なアドオン多数) | 高い(ドラッグ&ドロップ形式) |
とにかく簡単に始めたいならWPForms、細かくカスタマイズしたいならContact Form 7がおすすめです。

よくある質問(FAQ)
Q. フォームの送信履歴を保存できますか?
→ 「Flamingo」という連携プラグインを使えば、送信履歴をWordPress内に保存可能。
メールが届かなかった場合の保険として便利です。
Q. フォーム送信後に別のページへリダイレクトできますか?
→ JavaScriptを使えば、送信後に「サンクスページ」へ移動させることもできます。
※少しだけHTMLやJSの知識が必要です。
Q. 複数のフォームを使い分けられますか?
→ はい、Contact Form 7は複数のフォームを自由に作成できます。
用途ごとに「資料請求用」「お問い合わせ用」など分けて運用できます。
まとめ:フォーム設置は信頼の第一歩!
今回は、初心者でも簡単に設置できる「Contact Form 7」を使ったお問い合わせフォームの作り方をご紹介しました。
- フォーム設置で信頼性・収益化の準備が整う
- Contact Form 7なら無料で簡単に使える
- カスタマイズや自動返信、スパム対策も対応OK!
まだフォームを設置していない方は、ぜひこの記事を参考にしながらチャレンジしてみてくださいね!

🖋この記事を書いた人
HIRAOKA|Web制作アドバイザー・副業支援
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